大事な保険を守るため
この内容は個人的私見です。あらかじめお断りさせていただきます。
今からおおよそ20年から30年ほど前に生命保険に加入された方について、その当時の終身保険(保障が一生涯の貯蓄型保険)は予定利率がおおよそ3.5%~5.5%と現在と比較すると高利率の保険の場合が多いです。その分保険料水準も今よりリーズナブルです。(一般的にお宝保険と言われています)
当時は現在のように定期保険、医療保険にそれぞれ加入といった商品単品販売はほとんどされておらず、死亡保険や医療保険を一緒にしたセット販売がメインです。
セット販売の場合、主契約と特約に分かれております。
例)終身保険+医療保険の場合
主契約:終身保険
特約:医療保険
生命保険は契約事ですのでルールがございます。この例ですと、主契約の終身保険を解約した場合、特約も同時に解約となります。逆に特約の医療保険のみを解約した場合は主契約はそのまま残ります。
そこで注意点です。「定期保険特約付終身保険」と記載された商品に加入している場合、特に注意して下さい。この保険をそっくり解約したら全て保障がなくなります。
見直すべきは特約部分です。特に定期保険や医療保険を特約として付帯している場合、年齢とともに保険料が高額になります。特約部分は更新しない、もしくは解約する選択も視野に入れる必要がございます。(医療保険は近年発売された商品を選択された方が保障も充実して保険料も節約になるケースもございます)
もうそろそろ終身保険の払込が満了になる時期と思われます。くれぐれも注意して下さい。
終身保険の保険料の払込みが満了になると、その後の医療特約はどうなるの?|医療保障に関するQ&A|生命保険Q&A|生命保険を知る・学ぶ|公益財団法人 生命保険文化センター (jili.or.jp)