お子さまの教育資金をためる方法
お子さまの教育資金を効率的に貯める方法を考えてみたいと思います。
はじめにどのくらい費用がかかるのかをみてみたいと思います。
・幼稚園から大学まで全て公立の場合…約820万円
・幼稚園から大学まで全て私立の場合…約2,300万円
全て公立、全て私立での目安ですが、大学だけ私立、高校だけ私立という人もいると思います。
それでは教育資金を貯めるのに最適は方法は何でしょうか?
次からそれらを見ていきたいと思います。
【積立預金】
おそらく一番身近で多くの人が既に始めているのではないしょうか?
元本保証で安心です。また、途中で急にお金が必要になった時は、必要な金額を引き出すことが可能です。しかし、現在、金利がゼロに等しく、積立金額以上に増やすことは非常に難しいと言えます。
【NISA】
2024年1月1日より新NISAがスタートし話題になっています。
成長投資枠、つみたて投資枠の併用が可能となり保有額1,800万円まで期限なしで運用益が非課税となりました。
長期で運用することが可能であり、運用益も期待できます。
つみたて投資枠を活用して教育資金を貯めるのはどうしょうか?
教育資金は使う時期がある程度決まっています。その時に利益が出ていればいいのですが、投資金額以下でマイナスになっている可能性も否定はできません。このようなリスクを考慮する必要がございます。
【学資保険】
貯蓄機能を持たせた保険になります。お子さまの高校入学時期や大学入学時期等に保険期間(満期)を合わせ必要な保険金額を設定する商品です。
強制的に貯蓄が出来、満期に設定した保険金を受け取れ、さらに契約者に万が一のことがあった場合の保障もあります。比較的安全な商品といえます。
あくまで満期まで継続した場合で満期前に解約した場合は解約返戻金が元本を下回ります。さらに現在販売されている商品では大きな運用益は期待できないと思われます。
他にも方法はあると思いますが、思い浮かんだ代表的な3つの方法を説明いたしましたがいかがでしょうか?
それぞれ一長一短がございます。
学費の貯め方にはたくさんの方法がありますので、長期的、短期的な視点からいろいろ検討してみてはいかがでしょうか?
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