生命保険は掛け捨てがいいのか

生命保険には大きく分けると「掛け捨て型」「貯蓄型」の2つのタイプがございます。
「掛け捨て型」は一定期間の契約をし、保険料をその期間支払うもので、生命保険では定期保険と言われているタイプが該当します。
一方、「貯蓄型」は契約期間は一般的には終身で保険料払込期間も保険期間と同じにする方法、保険期間より短くする方法等、選択出来る幅が広いのが特徴です。支払う保険料は、「定期保険部分の保険料+積立保険料」だとわかりやすいのではないかと思います。
それでは「掛け捨て保険」のメリットをみていきましょう。
1、保険料が安い
2、保険の見直しがしやすい
それぞれ見ていきます
・保険料が安い.「貯蓄型」と比較した場合、先に記載した通り、積立保険料部分がないからです。
・保険の見直しがしやすい。「貯蓄型」ですと途中解約した場合、加入年数等にもよりますが、解約返戻金も少ないケースが多く、結果的に「掛け捨て型」に加入していたのと同様だったということもあり得ます。
デメリットとしては下記があげられます。
1、解約返戻金、満期保険金がないため、特に何もなければ受け取れるものがない。
2、更新型の保険の場合は更新時に年齢が上がっているため保険料が上がる。
「掛け捨て型」の保険は必要な時に必要な分だけ加入するという点では合理的な保険であると言えると思います。
ちょうど1年前、2024年3月に19年ぶりに日銀によるゼロ金利政策が解除となりました。今後、どのようなスパンで金利を上げていくのか不明な点はございますが、金利のある世界になったと言えます。今後の動向に注目です。
日本では過去、銀行にお金を預けておけば自然に増えていく時代もありました。しかし、現在はほぼ増えることはございません。
保険と貯蓄は別に考えるべきと主張される人もいます。特にここ何年間は低金利であること、NISA制度が始まり投資が身近になったことが理由としてあげられると思います。また、金利が高かった時代と比較すると保険商品の利回りも著しく低下していることも要因だと思います。
さらに運用リスクがございます。30年や50年の長期スパンで見ると運用成績はプラスになっていることが多いですが、その期間内でも必ず調整局面が訪れます。(価格が下落する)そのタイミングがいつなのか予測出来る人は誰もいません。
「貯蓄型」はあくまで保険商品ですので保険会社が破綻しない限り、契約時に約束した金額の支払いを受けることが出来ます。
上記が大きな違いです。
【最後に】
昔、よく使われた言葉に「預金は△(サンカク) 保険は□(シカク)」があります。
万一の際に備えるため、例えば1000万円を貯めようと、毎月5万円を積立預金した場合は約17年近くかかりますが、保険の場合は契約が成立した時から1000万円の保障を得ることが出来ます。
「貯蓄型」の保険に加入する人は万が一の際の保障と幸いにして何もなかった時のことの両面を考慮して加入します。
みなさんは「掛け捨て型」「貯蓄型」どちらがよろしいと思いますか?